【新唐人日本2012年8月4日付ニュース】中国遼寧省撫順市新賓県で近日、17歳の少年が交際相手の家族を殺害し、逃走中次々通行人などを斬りつける事件が発生。最終的に9人が死亡し、4人が負傷しました。一方、地元警察は通報から1時間後に、現場に現れたそうです。
事件が発生したのは8月1日夜9時頃。容疑者の17歳の少年は、インターネットで知り合って交際を始めた16歳の少女から突然別れを告げられ、少女の家に向かいました。少女の母親と話が合わなかったとして、突然所持していたナイフで少女の母親を殺害し、止めに入った少女の弟も殺害。その後、逃走しながら手当たり次第通行人などを斬りつけ、9人が死亡し、4人が負傷しました。
新賓県永陵鎮住民 李さん
「今の子供たちは心理的に不健康です、何でも過激です」
最終的に地元住民に取り囲まれた少年は、マンションの5階から飛び降りて、負傷。警察はこのときにやっと現場に現れました。ネットユーザーによると、通報から警察が到着するまで、実に1時間かかったそうです。地元住民によると、派出所は事件現場からさほど離れていなく、大惨事になるまで止められなかったことに、地元住民は憤慨しているそうです。
新賓県永陵鎮住民
「（派出所は）距離から見て、たったの1里半（７５０ｍ）です。なのに、これだけの人が殺害され、皆 疑問に思っています。地元の派出所に対しては不満が噴出しています。この事件だけでなく、警察の仕事姿勢に対してもずっと不満に思っています」
3日、記者が地元派出所に電話をかけましたが、相手ははっきり聞こえないと言い訳し、すぐ電話を切りました。
記者
「17歳少年の殺人事件ですが」
新賓県永陵鎮派出所
「はっきり聞こえません」
記者
「聞こえませんか」
新賓県永陵鎮派出所
「はっきり聞こえないむ
香港メディアはネットユーザーからの情報を引用。それによると、容疑者の少年はオンラインゲームの人物をまねて、迷彩服に手袋を着用。凶器は三菱の軍用ナイフだったそうです。最終的に少年は、最後に刺した女性の家族に取り囲まれ、マンションの5階から飛び降り、足を骨折したそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
（翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工）
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